アシスト白石本郷通6丁目校/岩科淳先生
東京で生まれ、神奈川県で育ち高校卒業後、就職。営業、テクニカルサポート、システムエンジニアを経て起業。大学にも進学せず22歳の時から派遣社員で大手企業を渡り歩いた経験をもとに勉強だけではない大切なものを生徒に伝えながら日々、生徒と接しています。
なぜ塾業界を選びましたか。
前職では、プロジェクトマネージャという役割で、人に対しての適切な指示、工程管理、ユーザ説明をすることを専門としていていました。その経験が役立ちそうな業界だったこと。
東京おもちゃショーの出展数や、売上の推移をみて、子供が減少しているものの、教育にかける費用は増加傾向にあること、教育改革によって受験の激化が予想され北海道においても、学習に対する保護者の関心が高まっていることから、塾業界を選びました。
塾を起業する前に不安だった点
幼少期は関東で育ちました。今いる北海道は生まれ育った土地でもない、大学も出ていないという塾長で本当に生徒が集まるのだろうかという点は、非常に不安でした。
中学の学習内容が記憶になかったことも不安でした。近くの塾のホームページを見れば、ほとんどが地元出身で大学卒というのが当たり前。アシストを使えば大丈夫なのだろうかと何度も考えました。
なぜアシストを選んだか。
「FC契約ではない」「未経験でも開業」という広告が目につき、少子化に伴って1人当たりにかける教育費が増大していることからアシストを検討し始めました。
他の映像授業の会社も検討しましたが、未経験の私に対するフォローやコンテンツ数等を参考にしてみました。アシストさんは「成績アップ」を前面に出していたのも大きかったです。集客も大事ですが「成績アップをする」が塾の使命であるため、集客を全面に出しているものは除外しました。
アシストを選んで良かった点(説明会~開業まで)
自分が塾に通っていたのは、20年以上前のことでしたので、実際の教室の様子や動画等を交えてわかりやすく説明していただき、廃業した塾の数といった質問に対してもしっかりと説明をしていただき、開業にあたっての不安を払拭できました。出店エリアや、テナント物件についての相談にも親身になっていただき、おかげさまで順調に生徒数を増やすことができました。
(開業後~現在)
生徒の学力に合わせた教材選びをすることで、着実に成績はアップします。映像教材は、レベルに合わせたコンテンツが用意されているので、どのレベルの教材を選ぶのかが重要になりますので生徒とのコミュニケーションが非常に大事になってきます。テスト前に、苦手な単元だけの授業を展開できるので、非常に使い勝手がいいです。
塾にかける想い
私も勉強は得意な方ではなかったですし、今でも勉強は嫌いです。ただ、嫌いだけでは生きていけないので、努力をすることの大切さや諦めなければ必ず、結果が出るということを、勉強が不得意な子にも体験してもらって、大人になった時に、「塾の先生があんなことを言っていたな。」と思いだしてもらえるような塾にしていきたいです。
休日の過ごし方
休日は、地元の個人塾の先生の集まりに顔を出したり、妻とカラオケに行ったりして好きなことをして過ごしています。
目標
教室拡大の一歩として、高校生専用の教室と、自習専用ルームの開設を目指しています。
収支
正直に申しまして開校から3か月は、生徒3人。全く集まりませんでした。地域柄、開校した時期も影響していると思います。この期間にもっと認知度を上げていかなければいけないと思い、校門前配布や、ポスティングを必死で行いました。その成果が実り、春休みに入り一気に生徒が増え、開校半年で、15名で黒字化。1年後には生徒数26名で利益が出せるようになりました。
オープン日 2018年9月15日
開業資金 200万円
※上記は物件取得費、什器、研修費、広告費などの総額
苦労したこと
開校時の集客。紙媒体での告知はもちろんのこと、ホームページの更新、FacebookやInstagram、TwitterといったSNSを駆使し、リスティング広告を行い、チラシとWEBの両面でアプローチをかけ、とにかく塾が地域にできたことを周知しました。その成果もあり生徒が入会してからは口コミも加わり、一気に生徒が増えました。
教室内の雰囲気づくりとやらなければいけないことのバランスは意識しています。楽しい塾、わかるまで教えてくれる塾を全面に押し出しつつ、勉強はそんなに甘くないと大量の宿題を出します。「厳しい塾」という口コミでしたが、それでもどうすれば楽しく通塾してくるか、教室運営の肝だと思っています。